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長楽寺ぜんざい寄席「笑う寺から福来たる」
多くのご参加、ありがとうございました!
おかげをもちまして、約120名の方々にお越しいただきました。

                                                                                   


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 今年は出店も賑やかです。
右写真は東京日本橋「高金」さんの手ぬぐい
   
 アーユス関西、石田さん
宮城県の海産物販売
     
 福島りょうぜん漬本舗さんの漬け物試食会  
  
「ありがとうございました」
 昨年は各地で大きな災害がありました。被害がなかったところでも、テレビや新聞を見ているだけで、つらい気持ちになりました。日本全国が被災地でした。
こんな時こそ、おおいに笑いませんか!皆で一同に集まり笑いの時間を共有する。噺家さんの「笑わしてやるぞ!」そして皆さんの「笑ってやるぞ!」気がつけばあなたは登場人物の一人。日頃の悩み・不安も忘れて笑ってしまう。幕が下がるとき、隣の人が他人に思えない。そんな不思議な感覚にあなたは必ず襲われます。
この不思議な縁で結ばれる素敵な空間にぜひお越しください。あたたかい「おぜんざい」と楽しいお話が皆さまの、今年一年の糧となりますように。そして次のご縁へと繋がりますように。

日時  平成24年2月19日(日) 1時半開場 2時開演
場所  長楽寺本堂

協力  長楽寺檀信徒護持会 長楽寺梅花講 篠山市民プラザ
主催  長楽寺文化教室 ぜんざい寄席実行委員会 
協賛  (株)高金
     朝日新聞サービスアンカーASA篠山 (株)岩崎電機製作所
     和菓子「鹿生堂」 紫玄法衣店 タナカ美容室 老舗「鳥幸」  
     (有)なかにし事務機 石匠難波金兵衛 畑燃料(株) 
     印刷(株)プリテック ヘアーサロンふじた ウィステリア
     松浦建具店 籔内石材 (有)レディースオート篠山




 第一部対談
「笑いで日本を元気に」
皆さんの人を元気にする方法は何ですか??
今年は、被災地での活動から感じたことをお話いただきました。
  被災地では仮設住宅や小学校などで落語をされたそうです。皆さんよく笑って、特に子どもたちは元気でしたというご感想をいただきました。 
  地震の時は寄席の途中だったそうです。東京ではだいぶ揺れました。被災地では子どもたちが笑うきっかけを探しているようだったとお話いただきました。
   被災地で、こちらが気を遣いすぎたように感じました。逆に元気づけられました。
   エゴラッピンとチャリティーを開催したり、放射能の研修会などを開催したそうです。
   三味線のはやしや美紀さんは、被災地での動物の保護のボランティアに行かれているそうです。 
 今回は会場の皆さまに「皆さんの元気になる方法、人を元気にする方法を教えてください!」という質問用紙をお配りし、書いていただきました。落語を聞いて笑う!という方、歌を歌う!という方など、いろいろお答えをいただきましたが、がんばっている我が子を見る!というお答えが、私は一番気に入りました。
第二部落語
 上方落語、江戸落語を両方お楽しみいただきました。
 
桂しん吉さんの「錦明竹」
 
江戸落語・三遊亭遊之介さん「ガマの油」
 
桂歌之助さん「花筏」
 
第三部「被災地からのメッセージ」
 
 福島県南相馬市、同慶寺ご住職の田中徳雲さん。私の永平寺での修行仲間です。今回、篠山の皆さんにお話してくださいとお願いしたら、避難先の福井から駆けつけてくださいました。「大切なのは、忘れないこと。被災地は東北だけではありません。復興はこれからです。みなさんも一緒にがんばりましょう!」とお言葉をいただきました。最後に、参加者全員で坂本九さんの「上を向いて歩こう」を歌い、幕を閉じました。

   最後に
ある新聞に「笑いは生活を楽しく豊かにするという大切な事を教えている」とありました。とは言っても、そう毎日笑ってもいられません。災害はもちろん、この経済状況のなかで多くの人々が不安を抱える今、当会ではお寺という空間の力を活用し、年齢や地域の区別なく多くの人々の心の糧となれる場でなくてはならないと思っております。今回もその「笑い」の力をお借りし、協賛各社ご協力のもと、多くの方に楽しんでいただきました。ご参加の皆さま、協賛いただきました皆さまのメッセージは必ず人々の心に伝わったに違いありません。当会ではこれからも皆さまのご指導ご協力を賜り、笑顔を作る活動を続けて参りたいと思います。
 なお、今回お預かりしました義援金は、住職が責任を持って被災地へお届けいたします。ありがとうございました。 
                                                  合掌
出演者ご紹介
   桂 歌之助 
米朝事務所所属・上方落語協会会員
平成9年3月/故.桂歌之助に入門
平成9年5月/「歌之助百噺」にて初舞台
平成18年/なにわ芸術祭新人賞受賞
平成19年1月/桂歌々志より
        三代目桂歌之助襲名
天満天神繁盛亭・独演会等でご活躍中
三遊亭遊之介 

落語芸術協会所属
埼玉県三郷市出身
昭和42年埼玉県三郷市生まれ
昭和60年3月 三遊亭小遊三に入門。二番弟子。
前座名 三遊亭おまえ
平成元年6月 遊之介と改名し、二ツ目に昇進
平成9年5月 真打に昇進
平成14年 東京芸術大学講師(舞台芸術論)
趣味、特技・映画、芝居、音楽、大リーグ観戦、自動車レースA級ライセンス

桂しん吉
米朝事務所所属・上方落語協会会員
大阪府吹田市出身
平成10年1月/桂吉朝に入門
平成12年/「岡町落語ランド」にて「東の旅」で初舞台
平成20年10年/NHK新人演芸大賞にノミネートされる
平成22年1月/新進落語家競演会で奨励賞を受賞
特技・阪急電車のモノマネが出来る。
幼少の頃“阪急電車”に目覚める。以後、全国の鉄道に興味を持つ。
今は立派な乗り鉄。
お囃子(三味線) はやしや美紀
米朝事務所所属
平成13年7月、林家染丸に入門
NHKドラマ「ちりとてちん」ご出演繁昌亭など、
総合司会 長楽寺住職 安達瑞樹
 
   
長楽寺ぜんざい寄席は文化庁関西元気文化圏、参加事業です。
詳しくはこちら! 
   
   
文化庁関西元気文化圏


         
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